飲酒は「腎臓」にも大きなダメージを与える…缶ビール1日3本以上は危ない
摂取アルコール量の目安は以下になる。
20グラム…缶ビールなら500ミリリットル1本、日本酒なら1合、ウイスキーならダブル1杯
60グラム…缶ビールなら500ミリリットル3本、日本酒なら3合、ウイスキーならダブル3杯
純アルコール量(グラム)=お酒の量(ミリリットル)×アルコール度数/100×0.8(アルコールの比重)で計算できるので、お酒を飲む際は適宜計算するといい。
「1日60グラムを超える飲酒量は避け、20グラムでたしなむ程度にとどめましょう。20グラムが腎機能低下の予防に良い効果をもたらすからといって、体質的に飲めない人まで無理して飲む必要はありません。塩分が多いおつまみも血圧を上昇させるので意識して控えてください」
特に女性の場合、体格の小ささから体内の水分量が少なくアルコールの代謝能力が弱い。血中アルコール濃度が高くなりやすいので、飲酒量は半分から3分の2くらいにとどめておくといいという。