【買い物依存症】山積みになった購入品を見つけた夫に促され…

公開日: 更新日:

 買い物依存症は、買う行為自体が目的なため欲しいと思っていない物も購入する。さらに衝動のコントロールが難しくなると一度買い物を始めると歯止めが利かず、自分の収入以上の金額を費やしたり、場合によってはキャッシングローンに手を出すケースも少なくない。

「買い物依存症から脱却するには、根底にある精神疾患に対する治療が基本です。居場所を求めて店通いをしていたのであれば、代わりとなる居場所を新たにつくる必要がある。スポーツジムはインストラクターとの交流や馴染みの仲間ができると居場所になるので、おすすめです」

 また近年はキャッシュレス化に伴い、電子決済が主流になりつつある。自分でも気付かないうちに使い込み、借金が膨らんで自己破産や個人再生を行う買い物依存症の人も少なくないという。目で見てお金の減りが確認できるよう現金払いを徹底し、支出を記録する癖をつけたい。

「買い物依存症は現物がたまるので、ギャンブル依存症などと違って家族が早期に気付きやすい。箱に入ったまま使用された形跡がない物がいくつもたまっていたら買い物依存症を疑い、受診を促してください」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    フジテレビ「第三者委員会報告」に中居正広氏は戦々恐々か…相手女性との“同意の有無”は?

  3. 3

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  4. 4

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  5. 5

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  1. 6

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 7

    冬ドラマを彩った女優たち…広瀬すず「別格の美しさ」、吉岡里帆「ほほ笑みの女優」、小芝風花「ジャポニズム女優」

  3. 8

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 9

    やなせたかし氏が「アンパンマン」で残した“遺産400億円”の行方

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」