大川原化工機の冤罪事件を招いた”中国排除”経済安保の偏狭さ
![起訴取り消しについて思いを語る大川原化工機の大川原正明社長(C)共同通信社](https://admin.nikkan-gendai.com/img/article/000/301/524/4b017e9c80dff7730bbaa30baeae68ee20220218125209626_262_262.jpg)
偏狭な政治によって優秀な中小企業が破綻の淵に追い込まれた大川原化工機の事件を語る前に、やはり現在のような中国排除(それに経済安保の名をかぶせる)に抵抗した倉敷絹織(現クラレ)の社長、大原総一郎について触れよう。
大原社会問題研究所を設立した大原孫三郎の息子だった総一郎は…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,035文字/全文1,175文字)
初回登録は初月110円でお試し頂けます。