出張族が1万円以内で安く泊まるには? インバウンドと国内需要回復でホテル高騰

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■「打つ手は2つ」と旅行アナリスト

 東京都内では、1泊1万円を超えるビジネスホテルも当たり前になってきた。少しでも安く泊まるには、どうしたらいいのか。旅行アナリストの鳥海高太朗氏は「打つ手は2つある」と、こう続ける。

「ホテルチェーンの中でも、東横インなら1泊1万円以内で泊まれるなど、価格が安定しています。安い分人気になり、予約が難しいですが、直営サイトはキャンセル分の反映が早いので、狙い目です。また、さまざまな予約サイトをチェックしていると、思わぬところで予約が取れることも。ネットを活用し、5分、10分単位でこまめに確認することが大切です」

 中心地から離れたエリアに宿泊するのも、ひとつの手だという。

「東京なら埼玉県、大阪なら兵庫県など、周辺地域に宿泊する手段もあります。都心と比較すると割安で、移動の際の電車賃などはかかりますが、結果的には安く収まるかと。また、ロードサイドのホテルなどは駅から遠く訪日客があまり来ないので、予約が取れることもあります」(鳥海高太朗氏)

 どうやら楽して安く泊まる“裏ワザ”はなさそう。地道な努力が実を結ぶ?

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