維新・馬場代表が自民に“助け船”で大炎上! 裏金事件の実態解明「無理じゃないか」発言の姑息な狙い
パーティーの“全面禁止”めぐり維新若手が反発
会見では、実態解明よりも政治資金規正法改正など、裏金事件の「予防策」に重点を置いていた馬場代表だが、どうも規正法の厳格化にも後ろ向きなのだという。
「維新共同代表の吉村・大阪府知事が今年1月、『お金のかからない政治を目指すべき』と、政治資金パーティーの開催自体を禁止する案を提示。ところが、馬場さんは『そこまでやったら資金集めができなくなる』と消極的だったようです。これに、維新の若手は猛反発。一部は離党も辞さない態度を示していた。結局、最終的には馬場さん以下、執行部が若手の反発を抑え、パーティーの全面禁止はウヤムヤになってしまった」(維新関係者)
馬場代表は昨年夏、ネット番組で「維新は第2自民党でいい」と言い放っていた。本人は、自民党との連立や「入閣」まで視野に入れているフシすらある。
「先月末の衆院3補選で立憲が全勝を果たしました。そのため、次期衆院選では立憲が議席を伸ばし、自民党の過半数割れもあり得る情勢です。そうなれば、国会で一定の議席数がある維新は存在感が増し、自民側から連立を打診してくる可能性もある。維新代表の馬場さんは入閣の目まで出てくるわけです。そうした展開を見据え、今のうちから自民党に助け舟を出しているのでは、とみられているのです」(官邸事情通)
このままでは、馬場体制に嫌気がさした若手が党を飛び出してきてもおかしくない。一時のイケイケムードも今は昔。いよいよ“ゆ党”維新も終焉を迎えるのか。