岸田政権は12年前の野田政権と酷似…3年ぶり党首討論で「電撃解散宣言」なるか

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「16日に解散します。やりましょう」

「16日に選挙をする。約束ですね。約束ですね。よろしいんですね。よろしいんですね」

 2012年11月14日。民主党政権だった当時の野田佳彦首相(67)が野党第1党だった自民党の故・安倍晋三氏との党首討論で突然、解散、総選挙を約束。直後に行われた衆院選挙で民主党は大敗し、第二次安倍政権が誕生することになったのだが、そんな展開が再びみられることになるかもしれない。

 自民党と立憲民主党の国対委員長が12日の会談で、菅政権以来、3年ぶりとなる党首討論を19日午後3時から開くことで合意したからだ。

 立憲の安住淳・国対委員長(62)は「党首討論はしばらくぶりだ。この国会の最大の山場にしたい」と言い、自民の御法川信英・国対委員長代理(60)も「政治とカネの問題は大きな課題なので議論になると思う」と応じていたが、岸田文雄首相(66)がこれまでの国会審議の答弁のようにノラリクラリはぐらかせば、野党だけでなく国民の怒りも爆発するだろう。

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