裏金問題と旧統一教会に関係したダブル疑惑議員もいるぞ!
石破総理の奇襲だ。それまで裏金議員は皆公認するとの臆測だったが、突然非公認の基準を発表したのだ。テレビ朝日の千々岩氏の言葉を借りれば「最高に厳しいオプション」での制裁になった。
どうも事前の独自調査で衆院選の予想がかなり悪く、非裏金議員からこのままでは負けると泣きが入ったらしい。急きょ決断したのか、腹づもりがあったのかはわからないが、多少議席は減っても、うまくいけば裏金問題に幕を引くことは出来るかもしれない。
非公認になると活動費がもらえない。党からスタッフが派遣されない。など、地盤や資金が盤石ではない候補者はつらいだろう。文春の予想では40議席ほど減るらしいが、それでも公明との連立で過半数を保てれば石破政権は参院選までは持つだろうか。
いやいや、公認だろうが非公認だろうが裏金議員は全て落選させなければ、と私は思う。むしろ逆にこの区別が裏金議員のうち公認された候補者をうまく隠す隠れみのにならないか心配だ。
それに石破さんは、裏金についてはこれだけ問題視するが、旧統一教会との問題は一切触れていない。裏金か統一教会か、どちらかに関係した議員の数は200人を超える。中にはダブル疑惑の議員もいる。