マキロイら慈善ゴルフで救済金6億円 日本開催は夢のまた夢
AP通信によれば、235万人が見たという。
新型コロナウイルスの医療現場などを支援する慈善ゴルフが17日、米フロリダ州(ジュノビーチ・セミノールGC)で無観客で行われた。参加したのは、世界ランク1位のR・マキロイ、D・ジョンソン(同5位)、R・ファウラー(同27位)、M・ウルフ(同110位)ら米ツアーの人気4選手。2人1組のスキンズゲームはマキロイ&ジョンソン組が、ファウラー&ウルフ組に勝利した。
プレーヤーズ選手権2日目から延期や中止が相次いだ3月以降、米国開催のゴルフがテレビで生中継されたのは初めて。感染予防のためキャディーはなし。選手は自らゴルフバッグを担ぎ、短パン姿でラウンド。550万ドル(約5億9000万円)の救済金が集まった。
この慈善ゴルフに最も多額の寄付をしたのは医療保険大手の300万ドル(約3億2220万円)。企業や視聴者からの募金もあり、平均視聴者数は235万人に上ったという。それだけ、トッププロのプレーにファンが飢えていた証拠だが、感染のピークは過ぎたとはいえ、新型コロナ感染症により医療現場が困っているのは日本も同じ。男女の人気プロが慈善ゴルフをやるという手もあるではないか。