ツアー関係者がこう語る。
「そもそも日本には寄付の文化が根付いていない。日本人プロは欧米ほどチャリティーに積極的ではない。これだけ経済が冷え込んでいると企業支援もファンの募金も期待できません。放送する日時にもよりますが、松山・渋野組対今平・鈴木愛組の豪華な顔ぶれでも、(平均視聴率)2桁は無理でしょう。人気のある黄金世代とミレニアム世代の女子プロを集めた方がもう少し数字は良いかもしれません。国の規模も文化も違うとはいえ、235万人、6億円の救済金は日本のゴルフでは夢みたいな話です」
見る人や募金額が少なくてもいい。医療従事者のために「やってやる!」という気概があるプロが出てこないか。