侍ジャパン初戦はサヨナラ勝ちだが…稲葉監督の投手起用は危ない
チームの先発ローテーションを任される投手には、当然のことながら力はある。だが、その力を不慣れなリリーフで発揮できるとは限らない。先発には先発、中継ぎには中継ぎ、抑えには抑えのプライドがあり、適性がある。そう考え、日本代表投手コーチを任された2017年WBCでは、投手陣13人のうち各球団からリリーフのスペシャリスト7人を招集した。
先発投手がその役割を果たして5回、6回を投げ切ったら、あとは本職のリリーフ投手を信じて試合を託す。稲葉監督にはシンプルにそういう起用をしてもらいたい。