川崎FはPSGの噛ませ犬にもなれず…メッシら異次元軍団は“涼しい顔”で小手調べ

公開日: 更新日:

 国立競技場の最寄り駅・JR千駄ケ谷駅前のダフ屋が「チケットを2万円で買って3万円で売りたい。でもなかなか売れなくて……。ナントカ代表の時は5万円でも売れたんだけどな」とボヤいていたが、20日の仏1部パリ・サンジェルマン(PSG)対J1王者・川崎Fの一戦は、6月6日の日本代表─ブラジル代表戦を上回る過去最多6万4922人の大観衆がスタンドを埋め尽くし、PSGのアルゼンチン代表FWメッシ、ブラジル代表FWネイマール、フランス代表FWエムバぺの異次元3トップが繰り出す妙技に酔いしれた。

【写真】この記事の関連写真を見る(17枚)

■PSGが日本ツアーで弾くソロバン

「今年はW杯開催イヤーですが、開催地が酷暑のカタールということで通常の6月開幕が11月開幕となり、このポッカリ空いた時期にPSGが日本ツアーを実施。23日にさいたま市で浦和と対戦し、25日に吹田市でG大阪と戦って日本を離れる。ギャラ、放映権料、入場料収入の配分など莫大なカネが動く日本ツアーは、チームにとって<新シーズンに向けたトレーニングの機会>でもある」(サッカー関係者)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド