<46>私と箱根駅伝の意外な関係 幼少期から鍛えた足腰で実は「山上り」が得意
■チームのみんなと箱根へドライブしたことも
現役時代、合宿などで世界各地の坂道をダッシュしてきた私も、練習で箱根の「山」は経験したことはなかったが、富士急行の長田監督が運転する車でその急勾配を実感したことはある。
富士急スケート部のある山梨から遠くない場所だったこともあり、監督の思いつきで箱根へのドライブが決定。箱根スカイラインを通って、チームのみんなと大涌谷へ名物の「黒たまご」を食べに行ったことがあった。
「1個食べると7年寿命が延びる」といわれている大涌谷の黒いゆで卵。私は欲張って2~3個食べた。もう食べられない……とお腹をさすりながら監督の方を見ると、5個も完食。卵好きなのは知っていたが、そんなに長生きしたいんだなあ……としみじみ感じた。
35年は寿命が延びた計算。現在73歳の監督、100歳超えの現役監督も夢じゃないかも。