W杯アジア枠は4.5→8.5に拡大 中国は2002年以来のW杯出場を果たせるか
武漢編(5)
いよいよ11月から2026年アメリカ・カナダ・メキシコW杯のアジア2次予選が始まります。
中国の武漢三鎮足球倶楽部(ホーム・湖北省武漢市)でコーチをしている身としては、日本代表の動向とともに中国がW杯に出場できるかどうか、もとても気になります。
中国代表が初めてW杯に出場したのは、2002年の日韓共同開催大会でした。
成績は一次リーグ3連敗に終わり、1点も取れませんでした。同じ組に優勝したブラジル、3位になったトルコが一緒だったという不幸な組み合わせでもありました。
日本は1998年フランスW杯に出場すると、それから6大会連続で出場しています。
ところが中国は2002年大会以降、アジア予選で2次予選敗退1回、3次予選敗退4回と不振に陥って再出場を果たせていません。
2022年のカタールW杯・アジア3次予選では日本と同組でした。ベトナム相手に1勝しましたが、サウジアラビア、日本、オーストラリア、オマーンに次いで5位でした。