WHO「ゲーム障害」認定 “依存しやすい脳”はスマホが生む

公開日: 更新日:

 医師で作家の米山公啓氏(神経内科)が言う。

「脳はある種の刺激に慣れると、より強い刺激を求めるようになって、“依存しやすい脳”になります。そうなるのに、若者も高齢者も関係ありません。ハードルが低いほど依存しやすいので、より身近なスマホゲームは注意が必要です」

 前出の熊山氏も「今、スマホで流行している集団型シューティングゲームのプレーヤーはほとんど大人。やり始めると抜けられない中毒性があって、徹夜でプレーして会社に遅刻するサラリーマンはザラにいます」と言う。

「自分がまさか」と笑うアナタも、実はゲーム障害の一歩手前だったりして……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」