misonoも闘病中メニエール病 根本治療ない中どう付き合う

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 では、発作時はどうしたらいいのか。

「発作中は病院に来ることも困難だと思います。発作が起きたら閉眼して、外的刺激を避け、楽な姿勢で安静にしていることです。また、発作中の症状を観察しておくことも大切です。メニエール病は、専門家であれば症状だけでおおよそ診断がつきます。『発作のきっかけ』『1回当たりの持続時間』『回数』『難聴、嘔気や嘔吐などそのほかの随伴症状』といった点を細かく記録しておくと診断に役立てることができます」

 専門は耳鼻科だ。

「患者さんの中には、めまいやふらつきがあるため脳卒中を疑って脳外科を受診し、頭部の検査をしたら問題がなかったとして診断が遅れるケースがあります。専門は耳鼻科であることを知っておくことや、耳鼻科にかかわらずかかりつけ医を持っておくことが大切です。診断がつかないと、次第に難聴が悪化するケースや、本人の不安が増強される場合があるのです」

 メニエール病は再発を繰り返すケースがあるので、罹患すると就労が困難になる職業もある。

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