著者のコラム一覧
永田宏長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

シラミは入浴でも防げない…殺虫成分シャンプーやパウダーで駆除

公開日: 更新日:

 いずれのシラミも、主な症状は強い痒みです。シラミの唾液成分に対するアレルギー反応で、蚊やノミの痒みと基本的には同じです。刺されると赤い湿疹ができ、とにかく痒いといいます。

 残念ながら、ケジラミもアタマジラミも、清潔にして毎日お風呂に入っていても防げるものではありません。不特定の相手とセックスをしない、他人が着用した帽子は被らないなど、日頃から気をつけることが大切です。

 寄生されてしまったら、駆除するしかありません。フェノトリンという、ピレスロイド系の殺虫成分が入ったシャンプーやパウダーが市販されています。アタマジラミにはシャンプーを使い、ケジラミにはパウダーを使うのが一般的です。普通のドラッグストアでも売っているので、心配な人は探してみるといいでしょう。

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