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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

米国でマスクを外したくない若者の新トレンド「マスクフィッシング」とは

公開日: 更新日:

 もうひとつ、マスクから生まれたトレンドが「マスクフィッシング」です。「マスクで釣る」という意味で、デートアプリやSNSでわざとマスクをした写真を投稿するケースが大流行。マスクをしていた方が女性も男性も魅力的に見えて、異性を「フィッシング」できるという共通認識があるからです。

 実はこれは科学的に説明できて、人は他人の顔のマスクで隠れている部分を想像する時に、ベストの顔を想像するという脳の働きがあるそうです。なので、マスクの写真しか見ていない相手と実際に会ってびっくり。そういう時に「マスクフィッシュされた、だまされた」となるわけです。

 まだ感染が深刻な地域から見ると少し不謹慎に感じるかもしれませんが、2年間コロナの恐怖や不便に耐えた後のちょっとした息抜きなのかもしれません。

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