東洋医学で花粉症の症状を和らげる 「水」が重要なポイント
ツボも有効です。
おへそから親指の横幅1つ分上にある、その名も「水分」や、おへそから指4本分下にある「関元」。足のスネにあり、膝のお皿の骨の斜め下にあるへこみから手の指4本分下にある「足三里」。背骨の両側辺りにある「肝兪」「脾兪」「腎兪」。そして腰にある「命門」なども効果的でしょう。
これらのツボで、冷えていたり押して気持ちよいところに市販のお灸などを1~2つすえると、より効果があるでしょう。
鼻水や鼻詰まり、頭重感が気になるときは小鼻のすぐ脇にある「迎香」。頬骨の下のくぼみにある「顴髎」。眉毛の内端にある「攅竹」。前髪の生え際の真ん中から親指の幅1つ分上にある「神庭」などもあります。
どのツボも、気持ちよく感じる程度の強さで3~5秒ほどの圧迫を3~5セットで行うようにしてください。
それでも症状の改善がみられないときや症状が激しいときには、医師や薬剤師、鍼灸師に相談を。