“辰年天井”に始動する「お宝株」を一挙公開! テーマ別に厳選52銘柄はコレだ
昭和最後の日経平均は3万209円──1989(昭和64)年1月6日金曜日の終値だ。その後、平成を経て、令和の時代となったが、株価は当時とそう変わっていない。“失われた30年”を実感させられる値動きといえようか。新年は辰年。相場格言の「辰巳天井」を期待する声が市場で高まっている。
■銀行株が跳ねそうな予感
新年はどんな銘柄に投資すればひと儲けできるか。株式市場が活況なだけにチャンスを逃したくない。
経済評論家の杉村富生氏が指摘する。
「日銀の動きから投資判断は可能です。植田(和男)総裁は早ければ4月にもイールドカーブ・コントロール(YCC)の撤廃に動くでしょう。そうなると、どうなるか。金利は上昇していくので、銀行の業績拡大が期待できます。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクは買いです」
YCC? 要するに金融政策のひとつで、長短金利操作のこと。その理解はともかくとして、金利がアップし、その恩恵を受けるのが銀行。株価上昇の可能性は高いというわけだ。