今後は「一切未定」も…浅田真央にかかる“現役続行”圧力
「真央本人は一度も『引退する』とは言っていません。マスコミの皆さんが勝手にそう報じているだけじゃないですか」
浅田真央の専属マネジャーはソチ五輪直前、日刊ゲンダイ本紙記者が「今季限りで引退するのか」と質問した際、不満そうにこう語っていた。
確かに真央は「ソチは自分の集大成」と繰り返してきたが、「引退」の2文字を口にしたことはない。引退が既成事実化したのは昨年4月、国別対抗戦後の報道陣とのやりとりが発端だ。
フリーを滑り終えた真央は「五輪という最高の舞台を集大成にしたい」と発言。宿舎に戻るバスに乗り込む際に、報道陣から集大成の意味について「五輪シーズンが最後のつもりか」と聞かれ、「今はそのつもりです」と答えた。
「この発言によって、メディアが一斉に『引退を示唆』と報じた翌日、報道陣は真央ちゃんに改めて『来季で引退する考えか』と確認しました。すると本人が、『そういうつもりでやる』と語ったので、『正式に引退表明』と書きました。いま思えばソチに向け“退路を断つ覚悟”を表明したように聞こえなくもない」(会見に参加したスポーツ記者)