貴乃花に当事者意識は…貴ノ岩の監督責任を千賀ノ浦親方に
日刊ゲンダイがこれまで報じてきたように、貴乃花部屋には日常的に暴力行為があった可能性が高い。相撲協会を解雇された元弟子の貴斗志の裁判でも、親方自ら弟子を血だらけになるまで殴ったことなどが証言されている。貴ノ岩だってその裁判では弟弟子をエアガンで撃つ、因縁をつけて殴ってきたなどと証言されているのだ。旧貴乃花部屋時代から、「抑え」など利いていなかったのだ。
「そういう貴乃花を出演させて『ご意見拝聴』のテレビ局もテレビ局ですが、貴乃花にも当事者意識というものがないのでしょうね。元弟子の暴力すら他人事だと思っているから、コメンテーター気取りで偉そうなことが言える。おそらく、自分では自分を正しいと信じているのでしょうが、周りから見れば卑怯者です。その点では、政治家や大企業の経営者を彷彿させますよね。貴乃花は政治家転身がささやかれていますが、案外、向いているんじゃないですか」(前出の吉川氏)
貴乃花は貴ノ岩について、「今後10年は一切会わない」と“絶縁宣言”。「これから外の世界に出て10年修業しなきゃいけない」と話したが、まずは自分が世間に出て修業をした方がいい。