韓国に完敗の森保ジャパン MF仲川の生かし方を釜本氏指摘

公開日: 更新日:

 東アジアE―1選手権(韓国・釜山)の優勝決定戦が18日に行われ、日本代表が韓国代表相手に0―1で完敗した。

 日本は序盤から左右両サイドを攻められ、1トップのFW上田以外は自陣に引きこもって防戦一方。前半28分に左サイドを崩された後、シュートを決められて先制点を献上した。後半からDF相馬が左サイドに、同16分にはMF大島がボランチに入った。さらに同32分には今季JリーグのMVP&得点王のMF仲川が投入された。しかし日本は決定的なチャンスをつくれず、0―1のままでタイムアップである。

 敗因のひとつに「MF仲川の使い方に疑問を抱いた」とは、メキシコ五輪得点王の釜本邦茂氏。

「彼はスーパーサブ的な使い方よりも、先発して90分間使いながら、得点とアシストを狙わせた方が能力を発揮できる」

 現場で取材した元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏は「ピッチ中央寄りではなく、右サイドに張らせてボールを受けた後、ドリブルを仕掛けさせた方が効果的ではないか?」と指摘した。

 明らかに力負けの森保ジャパン。前途多難だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

  2. 2
    鈴木誠也と吉田正尚が窮地…トレード浮上も引き取り手なし、大谷フィーバーの裏で価値大暴落

    鈴木誠也と吉田正尚が窮地…トレード浮上も引き取り手なし、大谷フィーバーの裏で価値大暴落

  3. 3
    悠仁さま「オックスフォード大進学」再浮上のナゼ…昆虫標本が充実した自然史博物館の存在

    悠仁さま「オックスフォード大進学」再浮上のナゼ…昆虫標本が充実した自然史博物館の存在

  4. 4
    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

  5. 5
    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  1. 6
    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」

    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」

  2. 7
    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

  3. 8
    大谷への「アジア人差別感情」は球宴ファン投票にも表れ…問題の根は深く心配な今後

    大谷への「アジア人差別感情」は球宴ファン投票にも表れ…問題の根は深く心配な今後

  4. 9
    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  5. 10
    ロッテ佐々木朗希は“身内”からも嫌われた? 故障中とはいえ選手間投票でも球宴選外のトホホ

    ロッテ佐々木朗希は“身内”からも嫌われた? 故障中とはいえ選手間投票でも球宴選外のトホホ