二階発言が口火になるか…外堀が埋まりつつある“五輪中止”

公開日: 更新日:

 競泳の五輪代表を決める日本選手権のさなか(4月3~10日)、国際水泳連盟が東京五輪最終予選の飛び込み、アーティスティックスイミング、マラソンスイミングの3競技の大会中止を正式に勧告してきたのだ。

「驚きました。日本の新型コロナ対策が不安だという理由でした。経費の負担や来日後の2週間の隔離にも不満をぶつけていました」(大会関係者)

 日本側が費用を持つことで3大会の最終予選は実施されることになったが、さらに驚いたことに、「マラソンスイミングは福岡でやることになっていましたが、会場をポルトガルに変更して開催することになりました。どうして東京五輪なのに、ポルトガルで予選なんですか?」(前出の大会関係者)。

■オフィシャルスポンサーの対応に不満

 さらに競技の実施にあたり、関係者が不安を漏らすのが大会のオフィシャルスポンサー「オメガ」の対応だ。オメガは競泳用のタッチパッドや陸上のスターティングピストルなど、競技のオフィシャルタイムキーパーを務める。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸300億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」