「パス回してばかり」の日本が世界で通用するとは思えない
当コラムで何度も書いてきたが……「パスの回数で勝敗が決まるのなら日本は世界でも有数のサッカー大国」だろう。
■同じような得点場面
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7日のW杯アジア2次予選タジキスタン戦を4―1で制したA代表。5日にガーナを相手に6―0で完勝したU―24日本代表。古橋、南野、橋本、川辺、若手の久保、堂安……得点者の顔ぶれは違っても、どの場面も「同じような得点パターン」に見えてしまった。パスを何度も回して相手守備陣を崩し、それからも回して回してシュート! の繰り返し。
これがW杯最終予選で難敵相手の拮抗した局面だったり、W杯本大会で強敵相手にベスト8をかけた難試合だったり、そうしたギリギリの戦いであってもパスを回し、それでゴールを陥れて勝てるのなら「パスを回してナンボ」という戦法も日本サッカーのストロングポイントとして誇るべきモノである。