【レスリング】妹・川井友香子が破顔一笑の金、狙うは「霊長類最強女子」の継承
まずは妹が頂点に立った。
レスリング女子62キロ級決勝で川井友香子(23)がティニベコワ(28=キルギス)を4―3で下し金メダル。5日の同57キロ決勝で連覇を狙う2016年リオ五輪金メダルの姉・梨紗子(26)が観戦する前で、日の丸を掲げた。
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スタンドで涙を流す姉に手を振って応えた友香子は「夢みたい。小さい頃から憧れていた舞台で理想としていた金メダルを取れて本当にうれしい」と笑顔を見せた。
18年世界選手権(ハンガリー)で銀メダルを獲得して一躍、世界のトップレスラーの仲間入りを果たすと同時に、レスリング史上では初の姉妹での金メダル獲得に期待が高まった。
リオでの姉同様、初めての大舞台で頂点に立った友香子。パリ大会での連覇はもちろん、7年後のロス五輪での3大会連続メダル獲得も決して不可能ではなさそうだ。