“イチロー効果”で国学院久我山もセンバツVあるか?昨年指導した智弁和歌山は21年ぶり全国制覇

公開日: 更新日:

 イチロー“先生”が東京にやって来た。

 マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏(48)が29日、今秋の東京大会を制し、来春のセンバツ出場が確実な国学院久我山を訪れ、昨年12月の智弁和歌山に続く、自身2校目となる指導を行った。

 昨年、イチロー氏と当時2年生だった田村優樹外野手が知り合い、その後、「野球がうまくなりたい。強くなりたい。そのために来て欲しい」と2年生部員全員からの手紙がイチロー氏に届き、実現したという。

「すごい気持ちの伝わる手紙。東京大会で優勝したから来たわけではないので」

 そう言ったイチロー氏はどんな指導をしたのかーー。

 まずはアップ中、走り方の質問を受け、こう説いた。

「まず、真っすぐ走る。かかとをつく、爪先をつくのは次の段階。(内転筋やひざを)中に入れる。腕を振れと言うけれど、腕は後ろ(に引く)。後ろに(大きく)引くと一歩が長くなる。肩甲骨が動き出すと一歩が大きくなる。1つクリアしてから次にステップする。3つ以上はできないから」

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