著者のコラム一覧
西牟田靖ジャーナリスト、ノンフィクション作家

1970年、大阪府生まれ。国境や家族などをテーマに執筆。著書に『ニッポンの国境』『本で床は抜けるのか』『わが子に会えない』など。

大阪工大高(当時)野上友一監督 昭和天皇が崩御で幻となったラグビー決勝戦【前編】

公開日: 更新日:

 ーーどんな戦い方を考えていたんですか?

 まあ、例えて言えば、日本式と舶来との対決という感じでしょうか。うちとしては、茗渓だからといって戦い方は特に変わりません。縦に突いて、連続して縦縦で攻撃する。フォワードでガンガン押してバックスも縦にまっすぐ走れ!という感じでしたね。

 茗渓に展開させないようにするためには、ボールを渡さないこと。うちのチームがずっと支配し続けるし、攻撃もし続ける。そういう風に試合の主導権を握れたら、いくらロングパスが放れるといっても、パスそのものの機会がなくなるわけです。

■試合前日に電話「決勝戦はやります。ただしNHKでの中継はなくなりました」

 ーー決勝戦までの間にどうやって過ごされていたんですか?

 調整の練習をして普通に過ごしていましたね。天皇が吐血された秋以降、自粛ムードが世の中を覆っていましたけど、決勝戦の開催可否については「できるやろう」と楽観的でした。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」