真木和の失敗から、野口みずきが五輪メダルを狙うのに「十分な時間」が欲しかった
2度目のマラソンとなった03年大阪国際は、前年覇者のローナ・キプラガト(ケニア)が優勝候補だった。キプラガトは31キロ過ぎから野口とマラソン初挑戦の坂本直子のペースアップについていけずズルズル後退(結果は4位)。野口は終盤、坂本との一騎打ちを制し、日本歴代2位(国内最高)の2時間21分18秒で優勝。世陸への切符を手にして、五輪への道筋をつけた。 (つづく)
2度目のマラソンとなった03年大阪国際は、前年覇者のローナ・キプラガト(ケニア)が優勝候補だった。キプラガトは31キロ過ぎから野口とマラソン初挑戦の坂本直子のペースアップについていけずズルズル後退(結果は4位)。野口は終盤、坂本との一騎打ちを制し、日本歴代2位(国内最高)の2時間21分18秒で優勝。世陸への切符を手にして、五輪への道筋をつけた。 (つづく)