阪神・中野拓夢は5部門で「2番手」…生来の“負けず嫌い”に期待する怒涛の追い上げ
昨12日の中日戦を制した阪神は、13安打と、珍しく打線が爆発した。
その中で唯一、5打数3安打、2得点で猛打賞を獲得したのがプロ2年目の中野拓夢(26)だ。今季はチームで2番目に多い125試合の出場で、後半戦からは主に「1番・遊撃」を任されている。
中野と言えば、負けず嫌いで有名だ。母・節子さんは以前、日刊ゲンダイにこう話していた。
「小学生の頃のこと。テストは終わった人から提出しますよね。拓夢は、誰かが席を立った瞬間に飛び出して提出。点数でなく、早さで1番を取りにいっていたようです」
現在、出場数125、打率.274(規定以上)、144安打数、3三塁打、21盗塁数は、いずれもチームで2番目の数字だ。
「三つ子の魂百まで」という。残り10試合で怒涛の追い上げを見せられるか。