<57>かゆいところに手が届く大谷選手の“敏腕秘書” 水原一平さんのような存在はアスリートには貴重
大谷選手が野球だけに没頭できる環境をつくるのに、水原さんは欠かせない存在だろう。「大谷選手の結婚相手は誰になるのか」なんていう話題もよく目にするが、水原さんがいると女性もヘタに近寄れないんじゃないかと思ったり(笑)。
大谷選手が引退した時に水原さんはどうなっちゃうんだろうと考えたり。いずれにしろ、私にとって水原さんはすっかり「有名人」のひとりになっている。
スピードスケートにも通訳はいる。ナショナルチームであれば、JOC管轄の通訳さんがついてくれる。今は選手たちも語学の勉強をしているが、実業団やチーム単位で動く普段の大会は通訳さんが同行しないこともあり、その場合は英語圏ならば代わりに語学のできるコーチや監督が務める。英語以外の言葉が主言語の国では携帯トランスレーターを持って行く。
五輪では連盟が4年契約で雇う通訳さんにお世話になるが、選手やスタッフだけでやりくりできるとなれば契約を解除してしまうことも珍しくない。予算の関係で、必要であっても通訳不在の状態が続くこともある。
野球の世界は周囲の環境にもスタッフにも恵まれているなと痛感する。