突然の脳梗塞…迷わず救急車を呼ぶべき「5つの症状」

公開日: 更新日:

 年末年始の休暇に入り、病院も休みになる。しかし、5つの「ちょっとした異変」があれば、迷わず救急車を呼ぶべきだ。最悪の事態になりかねない。

「びびっと気づいて対応するか、『何かおかしいな』程度に考えて放置するかで、その後の運命は大きく変わります」

 こう言うのは、東京慈恵会医科大学神経内科の井口保之教授。脳梗塞治療のエキスパートだ。

 脳梗塞は突然起こる5つの症状が見極めの決め手になる。ところが、井口教授によれば、「見落とされることが非常に多い」という。ドーンとくる重い症状であれば慌てて救急車を呼ぶだろうが、軽い症状のケースが珍しくないからだ。しかも、一過性脳虚血発作といって、数分から1時間以内で症状が消えてしまうケースもあるから厄介だ。

 井口教授らの調査では、どんなに軽い症状であっても「びびっと気づいた」人は76%が2時間以内に来院。 一方、症状には気づいていても重大視しなかった人は半数以上がすぐに病院に来ていなかった。

 これがどういう結果を招くのか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」