メッシは月1850万円でプール付き一軒家を借り切り W杯スター選手は大会期間中どこで過ごす?
ボンジーア!(こんにちは!)日本の皆さん! ついにカタールでW杯が始まるね。今回は異例ずくめの大会。冬のイスラム圏での開催。エミール(首長)の鶴の一声で全てが決まるのがこの国で、カタールが登場する開幕日が、いきなり前倒しになったのも、皆さん記憶に新しいんじゃないかな? つまり何が起こるかわからないというわけだ。ボクは10日にカタール入りするんだけど、前代未聞のW杯の裏側を語りながら一緒にカウントダウンしていこう!
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カタールではホテル不足が深刻。人口290万人の国に150万人ほどがやってくるわけだから、それも当たり前だ。とにかく値段が高く、かくいう私も予約していたホテルが値上げし、万が一のために寝袋を買ったところだ(笑)。
選手たちも悩んでいる。彼ら自身は困らないが、問題は応援に来てくれる家族。しかし金持ちの発想は違うね。彼らはホテルなんて予約しない。その期間、家を一軒借り切ってしまうんだ。
例えばメッシ(アルゼンチン)は、プール付きの豪邸をこの春から押さえている。チームの宿泊先にも近いので、オフの日には自分もここで英気を養えるってわけだ。ちなみに家賃は月1850万円。さすが時給200万円の男だ。
■ネイマールは友人用を含めて二軒
どこへ行くにも取り巻きと一緒のネイマール(ブラジル)は、家族用の他に友人用の家も借りた。毎回、奇抜なヘアスタイルが話題になるため、専属のヘアスタイリスト2人も帯同させている。ネイマールが借りた家は1軒が週300万円。「思ったよりも高い」と嘆いているらしい。
彼らほどでないにしろ、選手たちが共同で家を借りたり、出場国のサッカー協会がアパートを借り切ったりと、カタールは今、空前の賃貸ブームだ。
現地の豪華物件のほとんどは金持ちの自宅で、彼らはW杯期間中バカンスに出て高額で家を貸す。そもそもカタール人の多くは、サッカーに興味がない。1カ月のバカ騒ぎから逃れられ、おまけに金儲けができて一石二鳥っていうわけ。さすがアラブ商人。商機にはさとい。