カタール滞在中は要注意!「泥酔」も「恋人とのキス」も逮捕の対象になる
ボンジーア!(こんにちは!) ボクのコラムを楽しんでくれているかな?
今大会は「史上最小のW杯」。カタールって、これまでのどの開催国よりも小さいし、試合は全てドーハ市内とその周辺地域で行われる。1日に3試合をはしごできるかも、というほどのコンパクトさだ。
チームやメディアも市内や近隣に宿を取るし、街を歩いていたら選手や元選手にばったり! なんてうれしいサプライズもあるかもしれない。
しかし、別の見方をすると、犬猿の仲のライバル国のフーリガン同士が顔を突き合わせ、暴走してしまう可能性も高いというわけだ。
■15カ国の警察と軍隊が集結
カタール政府は大会中の警備を心配して各国にヘルプを求めた。W杯期間中に他国の協力を仰ぐのは珍しいことじゃない。2014年のブラジル大会では米国が対テロ部隊を派遣している。が、今回は規模が違う。
カタールは約15カ国から支援を受けるが、中でも一番規模が大きいのはトルコだ。スタジアムやホテル警備に3000人の機動隊、100人の特殊部隊、50人の対爆弾班、80頭の警察犬、さらに小型軍艦1隻まで派遣する。