“冬血圧”に要注意…夏より10以上高い人は心筋梗塞リスク大

公開日: 更新日:

「また、冬は布団から出てすぐは、寒さで血管が収縮し血圧が高くなりがち。起床してからしばらく時間が経った朝食前に、普段過ごしている室温の中で、測定するといいでしょう。お手洗いは行ってからでもその前でも構いません」

 1日だけの測定ではなく、1週間に2~3回測定する。

 血圧が認識している以上に高い場合、前述の「動脈硬化が進んで冬に血圧が高い」ケースと、「薬が効いていなくて朝の血圧が高い」ケースがある。

 冬に血圧が高くなる場合は、よりよく効く薬に変えたり、錠剤の数を増やす。

 一方、薬が効いていなくて朝の血圧が高いというのは、朝飲めば翌朝まで効果が持続する薬のはずが、就寝中に効果が途切れてしまい、朝の血圧が高くなってしまうということ。こちらも薬の見直しが必要になる。

「冬は、寝室や風呂場の脱衣所を温かくするなど、室温の変動が少なくなるように心掛けることも大切です」

 冬に発作を起こさないために実践したい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  2. 2

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  3. 3

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  4. 4

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  5. 5

    オリオールズ菅野智之 トレードでドジャースorカブス入りに現実味…日本人投手欠く両球団が争奪戦へ

  1. 6

    阿部巨人が企む「トレードもう一丁!」…パ野手の候補は6人、多少問題児でも厭わず

  2. 7

    乃木坂46では癒やし系…五百城茉央の魅力は、切れ味と温かさ共存していること

  3. 8

    初日から無傷の6連勝!伯桜鵬の実力を底上げした「宮城野部屋閉鎖」の恩恵

  4. 9

    新潟県十日町市の“限界集落”に移住したドイツ人建築デザイナーが起こした奇跡

  5. 10

    トランプ大統領“暗殺”に動き出すのか…米FBI元長官「呼びかけ」の波紋