前園氏が選ぶ東京五輪OA FW大迫・MF柴崎・DF吉田は適任か
日本サッカーミュージアム(東京都文京区)で22日、トークショー「2020日本サッカーこう戦う」が開かれ、元日本代表の三浦知良、前園真聖らが出演した。この中で1996年アトランタ五輪の主軸選手だった前園が、東京五輪代表のオーバーエージ(OA枠)として「FW大迫、MF柴崎、DF吉田の各選手を選びたい」と発言。
元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏が「1トップ、ボランチ、CBとピッチ中央の縦のラインをOA枠で補強するというのは、理にかなっているが……」と前置きしてこう言う。
「まずは得点力のアップを考えるに大迫のOA枠には賛同します。さらに攻撃系選手をもう一人加えたい。英イングランドの名門リバプール入りが決まったばかりのFW南野です。2トップでもトップ下でも両サイドでもこなせ、ゴールに向かう姿勢、決定力ともに素晴らしい。DFは吉田ではなく、東アジアE―1選手権で奮闘した横浜M・DF畠中を推したい。吉田は10月29日以降、公式戦9試合中1試合出場。それも残り5分の交代出場と戦力外状態にある。そもそも12年ロンドン五輪にOA枠出場した吉田を、8年後の東京五輪に再びOA枠としてプレーさせるようでは、進歩が感じられない」