三笘薫「年俸7.5億円4年契約」ブライトンと好条件での延長で金満クラブ移籍への秒読み開始
英プレミア・ブライトンが20日、日本代表MF三笘薫(26)と結んでいる契約を「2027年6月末まで延長する」ことを正式に発表した。
21年8月に年俸1億7000万円の4年契約でブライトン入りした三笘は、22年カタールW杯後にゴールを量産して大ブレーク。英プレミアの上位クラブ、スペインの有名クラブへの移籍報道が絶えなかった。
そこでブライトンは引き抜き阻止のために年俸7億5000万円の4年契約を提示。契約延長に成功して「ミトマは我々のトップ選手だ。最高のニュース」とデゼルビ監督が歓迎コメントを出せば、フロント幹部のウィアーTDは「とても質の高い選手が長期に渡って残ってくれることになった」と大喜びである。
しかし、「好条件の再契約は三笘の金満クラブ移籍がカウントダウンとなったことを意味する」と欧州の移籍市場に詳しい関係者がこう続ける。
「三笘自身、欧州トップクラブへの移籍を熱望しており、ブライトンは引き留められないと覚悟を決めている。今回の契約延長は、三笘をガッチリ囲い込もうとしたのではなく、早ければ年明け1月の移籍期間中に出ていく際に長期契約を全面に押し出し、高額の移籍金を獲得するという腹積もりなのです」