かつては半年待ち 「東大式人間ドック」はリピート率8割超

公開日: 更新日:

 加えて、医師への「後日相談」(原則1回、15分)や管理栄養士による「栄養相談」も無料で行っている。

 また、リピーターが多いことから、その蓄積した受診者データを今後の研究に役立たせることも同センターの役割のひとつという。たとえば10年後に発症したがんの兆候が過去のデータの中に隠れている可能性がある。大規模データを比較・解析することで、まだ知られていない病気の予測因子を発見できるかもしれないのだ。

「オプションの脳血管ドックも人気が高く、受診者の2割くらいが希望されます。この脳MRIの画像データを数値化して体の病気予想につなげる研究が、理化学研究所や他の医療機関との共同研究の形で進んでいます」

▽1997年東京大学医学部卒。亀田総合病院、東京大学医科学研究所を経て東京大学医学部付属病院・消化器内科。16年医局長、18年から准教授(予防医学センター長兼務)〈所属学会〉日本消化器病学会、日本癌学会、日本消化器がん検診学会など。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」