小学生時代からの「凝り」が突然…岩佐まりさん難病を語る
レントゲンでは何もわかりませんでした。近所にある整形外科を転々と5件ほど受診しましたが、「運動不足」と言われたり、「姿勢が悪い」と言われたり、「背骨が少し側彎している影響だろう」と言われたりしました。
ガマンできない痛みではなかったので、半ばあきらめてそのまま過ごしていたのですが、ついに1年前、動けないほどの痛みになり、近所で唯一受診していない病院へ行ってみたんです。偶然にも、その日は脊椎の専門医がいた特別な日でした。レントゲンと血液検査をすると「可能性」として告げられたのが強直性脊椎炎だったのです。
インターネットで検索してみると「脊椎が固まる・日常生活に支障を来す」と怖いことが書いてあるので、それを医師に確かめると「それほど怖いものではありません。人によって進行度が違うし、すぐに日常生活に支障を来すものではない」とのことでした。
薬や治療法はないとのことですが、普段からできることとして「上半身を動かすこと」とテニスや水泳を勧められました。
でも私、中学からバドミントン部で、社会人になっても時々やっていたんです。ほかの人よりは上半身を動かしてきたつもりなので、テニスで進行が抑えられるかは疑問ですよね(笑い)。