著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

デルタ株で子供のコロナ感染急増 アメリカで“マスク戦争”再び

公開日: 更新日:

 デルタ株の流行で、これまでと大きく違うのは子供たちへの感染の急増です。

 14日現在、アメリカでは子供の入院者数は過去最大の1900人超。新学期が始まっている地域ではクラスターが生まれ、授業をリモートに切り替えるところも出ています。

 アメリカでは11歳以下の子供へのワクチン接種はまだ認可されておらず、感染対策はマスクしかありません。ところが共和党が優勢な南部の州ではマスク着用に反対する声が根強く、賛成派と反対派の親たちが衝突を続けています。

 フロリダ、テキサス、アリゾナの3州では学校でのマスク義務付けを禁止する法律が成立。しかし一部の学区では法律に違反し、マスクを義務付けています。これを受けたデサントス・フロリダ州知事はマスクを義務付ける学区に対し、教員の給与のカットも辞さないとする強い姿勢を打ち出しました。それでも子供たちの安全には代えられないと、教員たちが無給覚悟でマスク義務付けを決めた学区もあります。バイデン政権はこうした学区に対し、給与の肩代わりをすると発表しました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」