統率力で引っぱる遠藤航が断言「選手層が厚くなった日本は総力戦で挑める」
「一番大事なのは、エクアドルのような強度の高い相手に対して、自分たちがメンバーを代えながらしっかり戦っていくこと。今の日本は海外組が多く、選手層も厚くなっているので総力戦で挑めるのは凄くポジティブ。一人一人が的確な判断をしながらやれるようになったのは凄くいいことだし、お互いに『ここはこうしよう』と密にすり合わせができているのもプラス要素。W杯に向けていい準備ができていると思います」
同じボランチの13歳年上の遠藤保仁(磐田)も06年ドイツW杯で出番なしだったが、4年後の10年南アフリカW杯ではデンマーク戦の直接FK弾などの大活躍を見せた。
同じ「遠藤姓」の航も2度目の大舞台でブレークしてくれるはずだ。
「ヤットさんには、ヤットさんのストーリーがあるので特に意識してないです」と自然体を貫くのが彼らしい。ボランチの遠藤と言えば「ワタル」というイメージが生まれるように先人を超える結果を残してもらいたい。