気温が下がる冬は「こわばり」に注意 体を温めると改善する場合も
まずはホットパックやカイロなどを使用して、体外から物理的に患部を温める方法を試してみてください。ただし、カイロなどで長時間温めていると低温やけどの可能性があるので注意が必要です。体温よりやや高めのものが皮膚の同じ場所に長時間接触し続けることで起こります。一般的には44度のものに約6時間接すると低温やけどになるとされています。とりわけ皮膚が薄くなっている高齢者は気をつけましょう。
ほかにも、血行を促進する効果があるとされる食材を使った食事もおすすめです。ショウガに含まれるギンゲロールやショウガオール、トウガラシに含まれるカプサイシンなどは、発汗作用によって血流の改善を促す働きを期待できます。
次回からは腰痛治療で使われる薬についてお話しします。