たとえるなら…家が筋肉、宅配便がタンパク質、宅配業者が炭水化物
昨夜行ったスポーツジムで、トレーナーの方が話していた内容が印象的だった。
「タンパク質だけ取っても、筋肉はつきません。炭水化物も必要です。例えるなら、家が体(筋肉)、宅配便がタンパク質、宅配業者が炭水化物」
家に宅配便を届けたくても、宅配業者がいなくては、届けられない。
筋肉、タンパク質、炭水化物も3つそろってこそ。トレーニングに必要なエネルギーを炭水化物から摂取すると、体内のタンパク質の分解が抑制され、筋肉を作る材料として使われる。
ところが炭水化物が不足していると、体内のタンパク質を分解することでエネルギーが作り出されるので、筋肉が合成されにくくなってしまう。
「トレーニング後はしっかり栄養を取ってください。バナナなんか、いいですね」(冒頭のトレーナーさん)
筋肉美を競うコンテストに出場する別の男性トレーナーさん(体脂肪率1桁、ムキムキボディー!)が、インスタグラムに「一日の食事」をアップしているのだが、朝はたっぷりの白ご飯、それ以外の3食(昼と夜と、おやつ?)も必ずおにぎり付き。おかずは鶏胸肉やブロッコリーや納豆やサケなど。
「お米をたくさん食べるのだなぁ」と思っていたが、激しいトレーニングをするには、あれだけの量が必要なのだろう。
というわけで大好きな炭水化物を、記者も存分に取っている。問題は、それに見合った運動をしているのか、ということだが。 (和)