大谷翔平のドジャーズ入りに計り知れない経済効果 スポンサー企業は軒並み株高に
先週15日(金)は朝から“大谷ショー”でした。テレビのワイドショーなどがドジャースと契約した大谷翔平選手の入団会見を中継し、ユニホーム姿やワンちゃんの名前、腕時計などの話題で持ち切り。ファンは大いに盛り上がっているようです。
一方、政治とカネの問題で岸田政権は大揺れ。ボーナスシーズンで消費増が期待される時期ですが、物価高は続き、家計を苦しめています。そんななかでの“大谷ショー”は景気刺激策として効果バツグンでしょう。日本経済を明るくする絶好の材料です。
関西大学の宮本勝浩名誉教授は大谷移籍に関する経済効果を算出しています。エンゼルス残留と、ドジャースに移籍した場合でどう変わるか。結果は、ドジャースに移籍したほうが経済効果は約140億円増加するとのことでした。経済効果を考えても、ドジャース移籍は“正解”だったのでしょう。
大谷選手は10年総額で7億ドル(約1015億円)という歴史的な契約です。日本円にして1年に100億円強。サッカー界のスーパースター、メッシ選手を上回るスポーツ史上最高額の水準ですから、その経済効果は計り知れません。