試合後の暴動で125人死亡…インドネシアのサッカー事情とは プレー経験ある元Jリーガー語る

公開日: 更新日:

 10月1日にインドネシアのサッカー場で試合後に暴動が起きて、「警察官2人を含む少なくとも174人が死亡」「180人が負傷して病院で手当てを受けている」と現地の複数のメディアが報じた。インドネシア国家警察は2日、125人が死亡、多数が負傷したと訂正した。

 東ジャワ州第2の都市マランにある「カンジャルハン・スタジアム」でホームのアレマFCが、州都スラバヤを本拠とするペルセバヤ・スラバヤに2-3で敗退。結果に怒ったサポーターたちがピッチになだれ込み、それを排除しようとした警察官との衝突が起きた。

 暴動を鎮圧するために警察官が観客席に向かって催涙弾を発砲し、出口に殺到したサポーターが重なりあって圧死したーーと地元メディアが伝えている。

■スタジアムがパンパンになるまで詰め込む

 インドネシアリーグのクラブに3年間在籍し、同スタジアムでのプレー経験もある元Jリーガー・大友慧氏(写真)はインドネシアのサッカー事情を踏まえた上でこう語った。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「餅」で尿意ストップ! 映画の途中にトイレで席を立ちたくないなら

  2. 2

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  3. 3

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  4. 4

    阿部巨人が企む「トレードもう一丁!」…パ野手の候補は6人、多少問題児でも厭わず

  5. 5

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  1. 6

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  2. 7

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  3. 8

    広島新井監督がブチギレた阪神藤川監督の“無思慮”…視線合わせて握手も遺恨は消えず

  4. 9

    自民にまた「政治とカネ」問題!太田房江氏に選挙買収疑惑、参院選公認めぐり大阪でグチャグチャ泥仕合

  5. 10

    イケイケ国民民主党に陰り? 埼玉・和光市議補選は玉木代表が応援も公認候補まさかの敗北