試合後の暴動で125人死亡…インドネシアのサッカー事情とは プレー経験ある元Jリーガー語る
10月1日にインドネシアのサッカー場で試合後に暴動が起きて、「警察官2人を含む少なくとも174人が死亡」「180人が負傷して病院で手当てを受けている」と現地の複数のメディアが報じた。インドネシア国家警察は2日、125人が死亡、多数が負傷したと訂正した。
東ジャワ州第2の都市マランにある「カンジャルハン・スタジアム」でホームのアレマFCが、州都スラバヤを本拠とするペルセバヤ・スラバヤに2-3で敗退。結果に怒ったサポーターたちがピッチになだれ込み、それを排除しようとした警察官との衝突が起きた。
暴動を鎮圧するために警察官が観客席に向かって催涙弾を発砲し、出口に殺到したサポーターが重なりあって圧死したーーと地元メディアが伝えている。
■スタジアムがパンパンになるまで詰め込む
インドネシアリーグのクラブに3年間在籍し、同スタジアムでのプレー経験もある元Jリーガー・大友慧氏(写真)はインドネシアのサッカー事情を踏まえた上でこう語った。