肩こりも解消 3つの意識で変わる「疲れない目の使い方」
そこで、可能な限り、センサーの使い方を“よい方向”へ持っていく。言い換えれば、体をほぐすだけでは、一時的な効果に終わってしまう。では、私たちの一日の大半を占める長時間のデスクワークで、センサーをうまく使い、疲れない体を手に入れるにはどうすればいいのか?
■3つの方法で視野を広げる
「デスクワークではパソコンの小さい画面を長時間見続ける。すると視野が狭くなり、眼球を動かす目の奥の筋肉が緊張して固まり、目が疲れます」
これはさらなる悪循環を招く。目の奥の筋肉に関連する首の付け根の筋肉も緊張して固まり、背骨の上に頭を真っすぐ乗せづらくなる。姿勢が崩れ、前のめりになり、首や肩、腰や背中が疲れる。
「つまり、長時間のデスクワークの疲れは、視野の狭さが原因。これを広げるには、大きく3通りの方法があります。自分がやりやすいものを取り入れてみてください」
記者もやってみたが、最初は難解に思うものの、やってみると結構容易に感覚を「つかめる」。