肩こりも解消 3つの意識で変わる「疲れない目の使い方」
まずは、「パソコン画面を見つつ周りの空間も見る」。自分の視野の中に画面周辺の空間も自然に入ってくるイメージだ。画面だけを一生懸命見ない。
次に、「外の情報を『受け取る』ように見る」。藤本氏いわく、パソコンの画面にある情報が目にやってくるイメージ。多くの人は、知らず知らず、パソコンの画面へ自分の目が向かっていくように、目を凝らして見ている。これを改める。
最後に、「眼球以外の場所に『目がある』とイメージして見る」。後頭部の出っ張っている部分の上側にトンボのような大きな目が左右にあり、それで外の世界を見るように考える。
「眼球を動かす筋肉の緊張が抜け、首の緊張もなくなります。デスクワーク以外にも、目を使う手先の細かい作業の時にも応用が利きます」
3通りの方法はいずれも、前かがみの姿勢ではできない。おのずと姿勢が伸び、目、首、肩、腰、背中の筋肉に過度に負担がかからなくなる。筋肉の過度な緊張が持続しないので、長時間のデスクワークによる頭痛なども起こりづらくなる。
百聞は一「見」にしかず。思いついた時々からでいい。やってみよう。