ゼスプリが20年かけて開発した貴重なキウイ「ルビーレッド」
「うまっ!」
思わずネットで情報を調べてしまったのが、キウイフルーツの「ルビーレッド」。
キウイの生産、販売を行うニュージーランド企業「ゼスプリ」が20年以上の歳月をかけて開発したそうで、ゼスプリのホームページによれば、栽培が難しい貴重な品種。体を老化させる活性酸素を除去・抑制する抗酸化成分アントシアニンや、美肌や免疫力アップに役立つビタミンCを豊富に含んでいるとか。
皮をむいて割ると、真っ赤な果肉。美しい……。キウイに対し「酸っぱい」という印象をお持ちの人もいるかもしれないが、「ルビーレッド」を食べたら“キウイ観”が変わるに違いない。ジュワーッと口の中いっぱいに甘く香り豊かな果汁が広がる。
いや、「ルビーレッド」に限らず。ゼスプリのキウイはほかに、グリーンとゴールドがあるのだが、いずれも甘い。記者は、マンゴーのような“ど直球の甘さ”の果物は少々苦手なのだが(ヨーグルトと一緒になら食べられるが、単体だと飽きる)、ゼスプリのキウイは“マンゴー的甘さ”とは違い、そっと寄り添ってくれるような優しい甘さ。際限なく食べられる。朝のフルーツにもいいし、オリーブオイルをかけてチーズとともにワインのお供にもいい。
ルビーレッドは旬が短いそうで、今年はもう食べられないかもしれない。来年、見つけたら即ゲットだ。(和)