吉田麻也はカタールリーグが生き残る道 チュニジア戦失態で評価急落、サンプ退団濃厚
日本代表の主将DF吉田麻也(33)が、所属先のセリエA・サンプドリアを今季限りで退団することが決定的となった。 現地16日、サンプドリアのランナ会長が、今月末で契約が満了する吉田について「我々は(オフに)守備を補強したい。ヨシダと契約を更新することはないだろう」とコメントしたのである。
吉田は2020年1月に7年半を過ごした英プレミア・サウサンプトンからイタリアに移り、主軸としてプレー。ところが今年1月、負傷欠場中に指揮官が代わると風向きが変わり、27歳DFフェラーリに定位置を奪われ、そのままベンチ要員として今季を終えた。
「現地イタリアでは英プレミア、セリアAの中堅クラブへの移籍が取り沙汰されている。あと古巣のJ1名古屋、出身地のJ2長崎移籍も可能性ある」(サッカー関係者) もっとも6月の代表4連戦の最終試合・チュニジア戦でミスを連発。3失点のすべてに絡み、フィジカルの衰えも露呈してしまい、国内外で評価を下げたともっぱら。
吉田は「欧州4大リーグでのプレーにこだわりがある」(前出関係者)というが、分不相応なクラブに移籍して控えに回され、試合に出たり出なかったりで試合勘を失った場合、11月21日に開幕するカタールW杯本大会にも支障が出てしまう。